4日間、非常に充実した日々でした。自分の意識が変わり、自分の手が覚醒されどんどん新しい感覚を発見できることにワクワクしました。自分が変わっていくのを実感した貴重な瞬間でした。
以前から、人間が潜在的に持っている目に見えない力、目に見えない何かは非常に気になっていました。
本来備わっているはずの目に見えない力・目に見えない何かが現代の文明生活の中でその能力をひそめ、しかし消えてしまうことなくその能力が必要とされる瞬間をじっと待っているように思っていました。
数年前に出会った河野さんと手愛手にはそれに気づくきっかけを作っていただき、実現させてくれるものとなり、感謝でいっぱいです。ありがとうございます。
私の中では『一体化』への気づきが一番大きかったのかと思います。自分と相手が一体化する、自分と空間(宇宙)が一体化する、自分と相手と空間が一体化する。
そして、一体化するときの自分の役割にも大きな気付きがありました。
相手に手を触れた瞬間はまだ、自分の手と相手に隔たりを感じます。が、しばらくするとその隔たりが薄まり、次第になくなり、自分の手と相手との『境目』がなくなり、一体化します。
相手を感じ、また相手も自分を感じた瞬間だと思います。そして、一体となった自分と相手を今度は空間と一体化していく。
そこに明らかに物理的に存在している自分と相手が、あたかも『そこに存在していない』かのように感じる瞬間。それが面白いのです。
自分と相手と空間の『三位一体』が達成された瞬間、自分の存在があるようで無い、三位全体を一つと感じ、一つが三位全体のように感じられ、非常に不思議な、それでいて何とも言えない心地よさを感じる。
理屈ではわからない、目に見えない何かを感じ取れる瞬間に出会い心が震えました。このとき大切にしていた感覚は『自分は触媒』という感覚でした。
自分は相手と空間をつなぐ役割を担っているだけで、それ以下でもなく、それ以上でもない。そう感じた時から疲労感がなくなり、むしろ、心地よさを感じるようになりました。
相手と空間とのつなぎ役に徹した瞬間、その心地よさはやってきました。『ああっ。これか!』とやっと理解できた瞬間でした。そして、『ただのつなぎ役』である私に『心地よさ』が一緒に降り注いでくる。
この感覚を味わってから、手愛手を実施して疲れることはなくなり、むしろ、実施するごとにリラックスできる自分に気づきました。
自分を癒し、自分をハッピーにできる素晴らしい時間を持てるようになりました。
まだまだ覚えたての感覚です。でも確実に芽生えています。これからどのように変化していくか、楽しみです。
今のところどこに向かうのかわかっていません。ただ、自分が気づいていないだけで、定められた目的地に向かう旅への一歩を踏み出したようでワクワクしています。ズバリ、今回は思い切って参加して本当に本当に良かったです。初日は自分がレイキをしているのか、手愛手なのかいまいちよくわからない状態でしたが、日が進むにつれ、レイキのことは完全に忘れてしまっていました。
私の場合、双方の境がなくなり一体感を感じることはレイキをしていても感じていたのですが、レイキは外側からエネルギーがやってきて、そして全体を包む感じがするのに対して、
手愛手は、まずエネルギーがスーっと体の中を通り抜ける感じがして、それから自分の中で色々な反応があり(毎回違う)、自分で自分を内側から全体を包み込む感じがしました。
講座の内容ですが、ブログやメルマガを読んでいたので、話す内容がすんなり聞けましたが、もし事前に読んでいなければ、もしかしたら理解できなかったかもしれません。新しいことを学ぶことも楽しいですが、やはり予習は必要かなって思いました。
そして、「やり方」より「あり方」、毎日の河野先生の話を聞いている中で、講座の終盤にやっと自分の中に落とし込めました。「生命は一つの全体」ということも、頭ではなくハートから感じられるようになりました。毎日が気づきの連続でした。
私は半強制的に海外移住し、人生観、生命観が少しずつ少しずつ進んでいたんだなって。 ゆっくり成長してきましたが、手愛手を初めて受けてから、本来の自分に戻ったような感じで、加速度的に人生が進んでいきます。このタイミングで河野先生と出会い、養成講座に参加できたこと、すべて繋がっているように思え、またそのチャンスを見ずに逃避行動を起こした自分にも、サポートしてくれた家族や職場の方々にも感謝でいっぱいです。
「始まりはあっても終わりはない(osho)」というように、私らしい手愛手を続けていけるよう経験を積み重ねていきたいと思います。言葉では表せないほど沢山の学びをありがとうございました。 オーストラリアでの再会を楽しみにしています。